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第17回 夕学(せきがく)の会 2月22日(水


    2006年2月22日(水)午後6時30分より「第17回 夕学の会が」開催されました。

   木桶倶楽部活動報告       
 日本酒では京都京北町(現:京都市右京区)の羽田酒造さんとのコラボレーションで木桶仕込み・吟醸酒『スロー三昧 木桶倶楽部』 がこの5月に発売される予定です。1月にウッドワークより木桶が搬入され、2月に仕込がはじまりました。今、まろやかになるように醸成されていることでしょう。酢では京都宮津の飯尾醸造さんとのコラボレーションで昨年の12月より醸造されています。当日、醸造途中の「若い酢」を一般の酢と併せて試飲させていただきましたが、そこはかと木桶の香りが口の中に広がりました。これからまだまだ醸成されていくという事で、楽しみです。この他にも、味噌 漬物 日塩 などを計画しております。
                                    
 酢では京都宮津の飯尾醸造さんとのコラボレーションで昨年の12月より醸造されています。当日、醸造途中の「若い酢」を一般の酢と併せて試飲させていただきましたが、そこはかと木桶の香りが口の中に広がりました。これからまだまだ醸成されていくという事で、楽しみです。
この他にも、味噌 漬物 日塩 などを計画しております。

阿藻珍味
 瀬戸内海に面した広島県福山市に「鞆の浦」の高台に本社があります。創業は、これをおかずにして食べると何杯もごはんをおかわりし隣の家に借りに行くほどおいしいとして名が付いた「ままかり」からはじまり、今では鯛やあなごのちくわ、がす天(魚をそのまま食べているようながすがすとした食感がおいしい天ぷら)など瀬戸内海の新鮮な魚の練り物で「農林大臣賞」など数々の受賞する製品を作っています。
   
 もともと芸術を愛する阿藻会長のアトリエだったスペースをとっとギャラリー(とっとは魚の幼児語「とと」から)では地元の芸術発表の場を作り、子供たちの詩を集めた冊子『常夜灯』の発行や、ちくわを作る際に使う竹の穴から覗いた世界を、自由に創造をふくらませて子供たちに描いてもらうなど地域に根ざした活動をされています。企業がスローフードを考えるときに、商品作りだけでなくその商品を生みだす環境や支えられている地域の人のことも考えともに発展していくことが大切であり必要だという事を教えてもらいました。
 季節は春に向かい、瀬戸内らしいゆるやかでほのぼのとしたな景色を楽しむことができます。鯛、貝など、海産物も旬。ぜひ、一度鞆の浦におこし下さい。とのことでした。  
   
 鞆の浦 うをの里本店
今川れい子先生の「世界の伝統料理」報告 
 アメリカ・インド・バリの有名ホテルから招かれて、日本の伝統料理を現地で紹介する活動をしている今川れい子先生に、現地の最新スローフード料理をご紹介いただきました。
 今、日本で流行っているマクロビオテックが意外とアメリカでは知られていないという事。健康のためにサプリメントを取り過ぎる人がいると思えば、肥満に悩む人も多く、はたまたオーガニックの超徹底ぶりなど、多様性を感じました
   
 インドは経済発展の真っ直中。大気汚染などによる環境の悪化が深刻になる一方、貧富の差による食生活の違いは未だ旧態のままでより格差が広がりつつあるとのこと。バリが一番穏やかで「スローフード」。毎日の食卓に生花を添え、地のものを食べて安息な日々を過ごされたようです。ご本人が撮影された写真がまた美しく、プロ顔負けの腕前でした。
   
新会員紹介
 福井県越前市からお越しいただきました、マルカワみそ株式会社の河崎社長。有機味噌をつくっておられます。桶の側面に名前を入れるというユニークな「私債」をご紹介いただきました。金利は有機味噌。興味のある方は、ぜひご連絡下さい。
                  
       代表取締役 河崎 宏 氏              会社の玄関風景
試 食 会
 
                    
 来月、3月22日は「総会」になります。OBPの『パノラマスカイレストラン アサヒ』で開催されます。美味しい生ビールと特別スローライフメニュー、それに賞品も多数用意しております。

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