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スローフードジャパン設立報告　　報告者　三木康司
スローフード運動の全国組織設立を目指す会議「全国コンヴィヴィウムリーダー会議」が6月26日(土)、大分県湯布院町ゆふいんハイツ「七色の風」で開催された。スローフード協会本部(イタリア)のジャコモ・モヨーリ副会長、本部に加盟する日本国内32支部の関係者ら約60人が参加した。大阪スローフード協会から不破理事長と三木常任理事が出席した。今回の会議は、昨年発足した「スローフードジャパン連絡協議会」が中心になり、日本国内の各支部が、 　○イタリア本部との事務窓口 　○スローフード運動の強化 　○各支部との連絡業務の迅速　を図るために準備を進めてきた。 会議では、モーヨリ副会長が「自分たちの地域を盛り上げるイベントを開くなど、活動を活発にしてほしい。その為にもきちんとした運営機関を作り、スローフード運動を前進させなければならない」と挨拶した。 主な議題は、 　１. 国内規約(案)の承認について 　２. 国内委員会委員選出 　３. 役員(案)の承認について 　４. 国内事務局の承認について その他協議事項として、 　１. 会員管理(会費、名簿、会員証など)ついて 　２. アルカについて 　３. スローフード基金について 　４. サローネ、テッラ・マードレーについて　　などが討議された。 活発な討議の末に各議案が承認され「スローフード・ジャパン」が設立された。 国内委員会役員は、会長に若生裕俊(宮城)が就任され、また、名誉会長として国際本部よりジャコモ理事が就任した。 副会長、アルカ委員長、規律委員長、会計監査委員長、事務局長、事務局次長人事が発表された。(後日、広報されます) 国内事務局本部は、東北福祉大学内のウェルコム21ビル内に設置することになった。 設立記念パーティーが亀の井別荘「湯の岳庵」にて行われた。 27日(日)午前11時、スローフードジャパンの設立記者発表があり、名誉会長ジャコモ・モーヨリさんが「国際的なスローフード運動でスローフードジャパンが大きな位置を占める事を期待すると挨拶。若生裕俊会長は「理念を共有した全国規模のイベントも開催できる。イタリア本部との連携を強化し、地に足のついた活動を行っていきたい」と述べた。 会議に合わせ、27日午前10時から「スローフードマーケット」が開催された。 今回の会議運営全般とスローフードマーケット開催は、KYUSHU由布院スローフード協会の絶大なる尽力があり感謝したい。
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