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第19回 夕学(せきがく)の会 5月24日(水

 2006年5月24日(水)午後6時30分より 「第19回 夕学の会」 が開催されました。
 木桶倶楽部から「スロー三昧」を紹介していただき、試飲させていただきました。
また、料理研究家 今川れい子先生より「日本酒に合うつまみ」を実際に作っていただき、美味しくいただきました。

 
   木桶倶楽部の取り組み       
 大阪スローフード協会の有志による木桶仕込による食品の醸造を企画し、その第一弾として、羽田酒造様による醸造酒「スロー三昧〜木桶倶楽部」が完成しました。
木桶の香りのする、飲みやすい辛口の日本酒に仕上がりました。
720mlフロスト瓶 希望小売価格1,890円(税込)  協会員特別価格 1,680円(税込)
高島屋・イカリスーパーで販売いたします。ご希望の方は大阪スローフード協会までお問い合わせください。

【羽田酒造様の苦労】
 昭和30年代、酒・味噌・醤油などの醸造に使われていた「木桶」は雑菌の繁殖による腐敗や、タガがはずれる事によるモレという構造的な問題がありました。当時もの行政の指導もあり、次第にホーローにとって替わられていきました。
この50年間で酒造りは大きく変化していました。今回、「木桶」を復活させるにあたり、80歳を超える杜氏に話を聞きに行き、伝統的な酒造りを学びました。しかし、全く新しい取り組みともいえますので、当然、失敗する事も予想され、リスクを最小限に抑えるために通常の仕込みの「五分の一」の量を仕込みました。
 この「スロー三昧」は昔でいう「特級酒」の作り方で作っています。
日本酒は大宝律令の昔から作られているお酒で、日本の文化です。最近は焼酎ブームによりアルコール飲料の8%までに消費率が落ちてきました。米から作る日本酒ですから、宮内庁や行政主催のパーティなどでも「乾杯」は日本酒でしていただく事を望んでおられます。
 新しい日本酒の飲み方として、グレープフルーツなどの柑橘類で割る事も教えていただきました。女性は大変飲みやすいと好評でした。
みなさんも美味しくいただく「発明」をしてみませんか。
   スタジオドレッセ今川れいこ先生による「酒のつまみ」       
■ ステーキ肉で作る牛肉の握り
■ 薄切り牛肉炒めのバルサミコ風味
■ 初夏野菜の茹で焼きディッシュ味噌デップ添え
■ しめ鯖と野菜のゴマよごし
■ 冷奴の焼き牛蒡風味

 今回の料理に使用いたしました牛肉は スローフード協会会員でもある株式会社エム・ケイ・ケイ 田中様・西川様よりご提供いただきました「近江牛」です。料理にほんとうにマッチした柔らかく、美味しい牛肉でした。
料理のレシピをお知りになりたい方は協会にお問い合わせください。

 第19回「夕学の会」は美味しい会になりました。
次回6月の「夕学の会」は6月24日(土)に大阪市住之江区南港ATCホールで開催されます内閣府主催の「第一回食育推進全国大会」のイベントに大阪スローフード協会が出展することもあり、
休会にさせていただきます。
 

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