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■2004年 活動内容
Osaka Slow Food Association
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■ 第2回 夕学(せきがく)の会

出展者(プレゼンテーター)のご紹介(敬称略)

旭松食品株式会社  石野啓造

「こうや豆腐」「なっとういち」「生みそずい」でお馴染みの旭松食品Mの日本社会の高齢化をにらんで開発した商品「カットグルメ」です。
年齢を重ねることで体の状況が変化し、これまでは簡単に食べる事のできていた料理がなかなか嚥下できなくなっていきます。といっても、美味しい料理を食べてきた記憶もあり、単に流動食で栄養を取れれば良いという事でもありません。この「カットグルメ」は調理済み冷凍食品を温めても溶けないゼリーで固めてあり、体の状況に合わせて「きざみ食」とペースト状の「ミキサー食」の二タイプを選べます。

百聞は一口にしかず?で実際の製品をみんなで試食しました。食べた瞬間、「けっこう美味しい」「確かにサバ味噌」など、料理名がわかるほどのていねいな味付けがなされていました。メニューは豊富に九十九品目あり、選択肢の幅は広く、当然、合成保存料・着色料は使用されていません。
介護されている方の食事作りが楽になるため、介護者に評判が良くリピート率が高いという事です。日本の介護状況は「お年寄りがお年寄りを介護する」という状況になっています。これからの「未来食」として新しい食品の有り方とも考えられます。
参加者からの声として「味覚は視覚に左右される」ことから、もっと美味しさを視覚的に訴える事も必要ではないかとの問題提議がなされ、「食」は五感すべてで感じることという視点を再確認しました。

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